2020.07.13 22:00[EBP尺度の紹介] 保健師の研究成果活用力尺度(日本語で利用可能)専門職のEBPを推進するうえでは、まずは、専門職が今どの程度EBPに取り組んでいるか?を知っておく必要があるでしょう.日本語で利用できるEBPの自己評価尺度の1つに、芳我ら(2017)によって日本で開発された「保健師の研究成果活用力尺度」があります.・尺度名は「研究成果利活用」となっていますが、アイテムプールを作るときに使われているフレームワークには“EBMの5つのステップ”が使われています.・質問項目の数も厳選されています.「保健師の研究成果活用力尺度」の質問項目はEBPとの親和性も高く、保健師のEBPの取り組みを包括的に評価したい場合など、使いやすい尺度であると考えられます.日本語で利用可能なEBP関連の自己評価尺度はいくつかありますが、尺度によっ...