「看護師のギモンに応える!エビデンスの使い方・広め方 」というテーマで、週刊医学界新聞(看護号)にて、2021年4月から連載が始まりました.連載を通して、EBPのバトンが読者の皆様につながって、よりよい実践ためのプロセスに、EBPが共通言語の1つに加わる未来へつなげたいと思っています.
第1回は「Evidence-Based Practice思考でいこう!」(執筆:友滝愛/編集協力:深堀浩樹、津田泰伸)です.
記事の最後は「明日から実践!」で締めて、次の回にバトンを渡します.エビデンスは印籠として使うのではなく、日々の実践プロセスの中で取捨選択し吟味するもの―記事を読んでくださった方の貴重なお時間が、EBPの思考をぐるぐる回す時間にもなればという思いで、こんな構成になっています.
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EBPのこともう少し知りたい、EBPは知っているけど他の人にどう説明すればよいか・共有していけばよいか悩ましい、チームをどうビルドアップしていけば…質的研究の位置付けは?EBPって看護研究のこと?患者さんの個別性をもっと大切にしたい…
いろいろな悩み疑問に、EBMの考え方を基盤に、実装科学のエッセンスを加えながら、とくに研究から得られる知見をどう実践に統合・普及していけばよいのか?明日の実践につながる思考のヒントを綴っていきます.
*この記事は、科研費 JSPS-JP-18K17452で取り組んでいるEBP研究活動で得た知見をベースに執筆しました.
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